第9回グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞作品7点を発表!

今年の「第9回グッドアクアリウムデザイン賞2025」は、アクアリウム東京ネイチャー2025(新宿住友ビル)にて、10月18日(土)・19日(日)に作品を展示し、審査&発表をイベント会場内にて行いましました。
審査は、12名の審査員(1名欠席)と一般から募集した5名の一般審査員、WEBと会場来場者の約1,000件の投票を加え、受賞作品を選出しました。第二次審査エントリー作品9作品の中から一般受賞を選出し、さらにGOLD Prize、SILVER Prize、BRONZE Prize、AQUA Prizeの各賞受賞作品が選ばれました。

第9回グッドアクアリウムデザイン賞2025の受賞作品 7点を発表します。

 

グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞
【GOLD Prize】

 

GEX aquarista Clear LED RADIUS(ラディアス)

ジェックス株式会社

プロダクト / 照明

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グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞
【SILVER Prize】

 

ポイプラワークショップ

めだかと水草 大亀屋

コミュニケーション / アップサイクルワークショップ

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グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞
【BRONZE Prize】

 

侘水景(わびすけ)

株式会社YBB

プロダクト / 水槽

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グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞
【AQUA Prize】

 

さかなのひみつ

鶴田石材株式会社

プロダクト / アクアリウムケア用品

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グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞

 

EcoSPHERE

合同会社TKソリューションズ

プロダクト / 生物インテリア

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グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞

 

反射軽減スクリーン

有限会社大塚工芸

プロダクト / 水槽スクリーン

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グッドアクアリウムデザイン賞2025 受賞

 

Biorium スマートアクアリウム

Inagora株式会社

プロダクト / 水槽

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審査員の総評

 

【審査員長 岡本信明氏】
第9回を迎えますグッドアクアリウムデザイン賞の二次審査エントリーの製品は9点でした。本賞の選考は、審査員12名、ユーザー審査員5名のほか、Web投票 約820件、来場者投票 約160件も加えて行われ、「アクアリウムのある暮らし」をより豊かにする観点から「独創性」「有用性」「機能性」「造形性」「気安さ性」の5項目で審査されました。
最優秀賞に輝いた「GEX aquarista Clear LED RADIUS(ラディアス)」をはじめとして、優秀賞、奨励賞、特別賞、一般受賞の7点の製品は別途一覧させていただきますが、ここでは、2点の製品を紹介させていただきます。製品が自分のためだけでなく、それを通じて、社会的な問題を考えるきっかけ作りとなっているところに特徴があります。一つ目は「ポイプラワークショップ」です。使用済みの金魚すくいのポイの再利用(細断)で作るブローチやペンダントなどを通じての環境問題。二つ目は「いただきます水槽」です。生き物を飼育しながら大きくなったらそれを食するというところまでを含めた「いただきます水槽」。ここでの魚はティラピアを材料にしています。食すると言うことは命をいただくということであることを考えさせる「食育」につなげるものです。
グッドアクアリウムデザイン賞への出品の幅の広がりを感じる第9回であったと思います。次回が楽しみです。
最後になりましたが、私たち審査員や企画担当者としましては、グッドアクアリウムデザイン賞(GAマーク)が製品の販売促進につながること、また、販売戦略の助けになることを願ってやみません。

【特別審査員 舛添要一氏】
水槽だけではなく、様々なアイデア、商品が今回は出品されている、多様性が嬉しい。また、価格的にも手ごろなものが多く、一般の愛好者には、入手しやすく助かる。観賞魚ファンを増やすことにつながると思う。

【審査員 松崎元氏】
プロダクトからコミュニケーションやワークショップまで幅広く、それぞれの工夫が大変興味深かった。機能や素材、構造や外観だけでなく、文化や社会課題をテーマとしたものが印象深かった。

【審査員 横溝賢氏】
今年度は、エコシステムを持ったアクアリウムや、水槽内の水質保持を可能にする石の開発、廃棄物のアップサイクルワークショップなど、アクアリウムの活動を通じて環境問題へのリテラシーを高めることを志向する製品が多かったように思いました。こうした兆候は、人間性を回復する製品づくりがこれからますます大事になっていくことを実感しました。ただ、せっかく良いアイデアでも科学的な検証や製品コンセプトのブラッシュアップが不十分な物も散見されました。

【審査員 谷中政之氏】
今回は作品の方向性が多岐に渡り、審査の視点が難しかった気がします。ただ、アクアリウムの今後の可能性を感じさせる作品もありました。

【審査員 松端秀明氏】
今回は、従来のアクアリスト向けの作品に加え、アクアリウムを日常のライフスタイルに取り入れる提案や、プロダクトを通じてアクアリウムの世界と関わるきっかけを生み出すような作品が多く見られました。また、アクアリウムという枠を超えて、社会や環境への視点を持った作品も印象的でした。アクアリウムの可能性が広がり、社会にポジティブな影響を与える方向へ進んでいることを強く感じます。

【審査員 千田義洋氏】
今回も色々な思考された商品やアイデアが提案され、大変良いと思います。

【審査員 髙橋 華恵氏】
今回も色々な出展作品を見るのがとても楽しみに来ました。とても見応えのある作品等にワクワクしながら審査をさせていただきました。どの作品もとても良かったです。

【審査員 富澤直人氏】
ecoを題材にしたものなど時代に即した作品もあり、各メーカーさんも頑張っておられるように感じたが、一方では目新しい作品が年々少なくなっているようにも思えた。

【審査員 鶴田賢二氏】
第1回目から審査員として参加させて頂いており、個人的にもこだわりのある本賞。今回もいずれも素晴らしいアイテムがエントリーされ、頭を悩ませました。そうしたさまざまな企業の努力が身を結び、アクアリウムという素晴らしい世界がより発展することを切に願っております。

【一般審査員】
気になった商品がありました。

【一般審査員】
今回のエントリー作品は9件で、その分類内訳は、水槽関係5件、照明関係1件、反射軽減スクリーン1件、アクア水質改善用品1件、ポイ再利用アクセサリー雑貨1件でした。今回の特徴は水槽関係が特出しており、性能の向上が見られています。水槽関係でもインテリア、和風アクア、食育実感、工芸的アクリル、スマートフォンで遠隔操作水槽などで、価格が高い製品もあり一般に利用しずらい物もありますが、また、環境を考慮したポイを再利用しアクセサリー雑貨へと、生まれ変わさせるなど、時代に合った提案もありました。全体的に品質の向上、利用のし易さが見受けら、これ等の製品により選択の範囲が広がるものと考えられ、今後ともアクアリウムの発展に寄与していくことを期待しています。

【一般審査員】
各エントリー作品のアプローチが違い、単純に比較することが難しく、点数をつけるのに苦労しました

【一般審査員】
各社、様々なアイデアやコンセプトで、アクアリウムの明るい未来を感じることができました。次回は10回目の記念になるので、より新しく、より多くのアイデアで我々アクアリウムユーザーを驚かせてもらえることを期待しております。ありがとうございました。

【一般審査員】
初心者でも簡単に始めやすいような物になっていて良かった!!

 

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