バーサタイラー『ミニ』 (versatiler-mini) / アクアソリューションズ株式会社

GOOD AQUARIUM Design Award

2022

一般受賞

グッドアクアリウムデザイン賞2022 受賞

 

旋回式微細気泡(マイクロバブル)発生装置
バーサタイラー『ミニ』 (versatiler-mini)

アクアソリューションズ株式会社

プロダクト / エアレーションシステム

 


 

作品名 旋回式微細気泡(マイクロバブル)発生装置
バーサタイラー『ミニ』 (versatiler-mini)
事業者名 アクアソリューションズ株式会社
カテゴリー プロダクト
一般名称 エアレーションシステム(曝気)(2流体ノズル)
飼育生体 熱帯魚・海水魚・金魚・メダカ・エビ・水草・水棲カメ・その他の水棲生物
発売日 2022年7月1日
URL https://item.rakuten.co.jp/ishikawa-saketen/mbgu0025-versatilermini/
サイズ 85×75×180〜240最大 (mm)
重量 約250g (セット重量、ポンプ、筺体、電源含む)
販売価格 オープンプライス

 

メダカ・小魚に特化!水流調整と酸素補給を同時に!!エアレーションの革命『旋回式』微細気泡発生装置

【作品概要】
従来のエアレーションシステムとの違い ◎完全自吸式→新鮮な空気(酸素)を外部より取り込み、送り続けられます!(エアーポンプは基本的に不要) ◎メンテナンスが容易→詰まりにくい構造で掃除が可能です!裏蓋ネジで、内部の分解清掃ができるようになりました! ◎壊れません→経年劣化が殆どありません! 〇水替え頻度の低減→好気性微生物群による、生物ろ過能力改善(水質維持)。 〇植物や魚などの生体活性→免疫力がUP。病気にかかりにくくなります。→生存個体数増加
低圧力・低(省)電力・低コストがコンセプト。淡水では難しいとされてきた、気泡の微細化と連続安定供給を実現。水中の溶存酸素量を効率よく劇的に改善できます。

【デザインが生まれた理由/背景】
微細気泡(マイクロバブル)技術は、約30年前に牡蠣の養殖から始まり、その効果実績から九州四国・西日本では幅広く活用され、2005年愛知万博での披露(トマトの木(水耕栽培)や淡水魚と海水魚の混泳)など、2015年には各メディアでも盛んに取り上げられました。しかし今でもその有効性や使い方などは、なかなか浸透せずあまり知られておりません。当商品は初め、ハンドメイドにより、1本の廃材ボールペンを再利用して生み出されました。発生器の普及を阻む要因として、高圧力・大電力・高コストであり、製品の価格帯も高く(当時は本体のみで30万)、電気料金等でシステムの莫大な維持管理費が必要でした。時代はSDGs、ニーズを見直し、使用環境に合わせたサイズや材質を考え、小型軽量化を実現。海外でも需要は高まる一方で、世界に向け日本独自の誇れる技術として、国際標準化(ISO/TC281)が進んでいます。

【企画開発者・デザイナーの思い】
微細気泡技術の普及に向けて ~我々の想い~ 我々は、微細気泡技術を世の中に普及推進するための活動をしております。この技術は、農業・水産業・畜産業、美容・医療分野、電気水道ガス関係のインフラ、燃料技術などに幅広く応用することが可能です。片田舎より、この技術を世界に向けて発信するために、個人で支援賛同を頂ける方や、企業様を国内外問わず幅広く募集しております。地元の雇用改善や企業誘致を含め、特許の技術提供をさせていただきます。共に普及推進のために御力を貸与くだされば幸いです。この技術に興味のお持ちの方は、是非一度、弊社にお問い合わせ下さい。地方の雇用改善を『共に』行ってくれる企業様に対し、特許(技術)を無償提供いたします。我々は真剣です。これまでの実績とデータを活用し、共に地方創生、雇用改善に取り組む、成長したい個人、企業様を募集しています。

【審査員コメント】
「小型化したので使いやすくなった。」舛添要一氏
「気泡のことをよく考えて、新しい可能性を探ることに好感がもてる。」松崎元氏
「マイクロバブルの技術は自然にも優しくすばらしい。しかし水槽に設置した写真を見ると水槽内の景観にまっちしておらず、形状の整理が今後必要になると感じました。」横溝賢氏
「微細気泡を継続的に発生させる仕組みは、溶存酸素の多いハビタットの再現に使えると思いました。水流ポンプとの組み合わせなどで滝のような気泡が発生しやすい環境を再現するような仕組みにも活かせそうです。」松端秀明氏
「オーバーフローとの組み合わせにした所が優れている。酸素供給過多にならないように考えられているのが非常に優れている。」川田洋之助氏
「エアストーンを用いないマイクロバブルを用いたエアレーションシステムは面白いが、水槽内ではやや主張気味。また海水魚などでは微細な泡が水槽内に入るとポップアイなどの原因となることもあるため、そのあたりの対処も必要かもしれない。アクアリウム用というよりも過密飼育になる養殖に向いていると思う。」富澤直人氏
「溶存酸素量の向上はもちろんだがマイクロバブルが生体に与える好影響が興味深い。メダカはもちろんだが小型シュリンプなどにも相性が良さそうだ。」鶴田賢二氏
「エアーが魚の飼育環境に有効なのは間違いなしだと思うのですが、見た目やプライスがなかなか難しいかも・・・。」黒田誠
「製品自体は玄人向けではあるが、今後費用が下がればおもしろい。」一般審査員
「マイクロバルブは、水中の溶存酸素量を改善でき小魚等の飼育に良好であるが、水草には二酸化炭素が排出され向かないと考えられます。細かな気泡を利用したアクアリウム演出として水槽の背面に発生させるとまた変わった泡の演出ができると考えます。」一般審査員
「壊れない、経年劣化がほとんどない、メンテ簡単、室内で手軽にアクアリウムを始めたい方にオススメできる製品だと思いました。」一般審査員
「このシステムとサイズで60Lまでカバーは良い。ただ展示水槽より小型になるとイマイチ景観にかけるので、レイアウト考えますね。」一般審査員

 

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